2010年3月24日水曜日

なかなかの良い雨の縄文杉でしたぁ。

 今日も元気いっぱい、縄文杉へと行って参りました〜。kaolin&mineちゃん&seeちゃんと一緒に潤いまくりの参拝となりました。バスで登山口へ行くと、小雨模様。考えてみると数日ぶりの雨だけに、個人的には気持ちよかったっす。

 降ったり止んだりしながらも、テクテクとトロッコ道を歩き、ふと立ち止まった所に今シーズン初となる杉の幼樹を発見しました〜。ん〜、今年も新たな杉の命が芽生えました。もちろん全てが全てヤクスギになるわけではないのですが、この第一歩がない限り、この森は存続しません。いや〜、1センチほどの光景ではありますが、なんだか嬉しいスタートとなりました。ピンぼけしてしまいましたが(カメラの画面はキレイに写っていたように見えたのですが…)、今年初幼樹の一枚。

 トロッコ道でいきなり豪雨に見舞われる時もありました。the yakushima rainって感じで爽快でありました。やはり縄文杉ルートは雨がよく似合う。ボクが10年ほど前、初めて屋久島に来た時も豪雨だったことを思い出します…。やはり雨は生きる者たちにとっての原点でもあるのだなと。

 ボクがそんな物思いにふけっていると、デデ〜ンッ!kaolinのてるてる坊主登場!この気持ちが天に届くか!?

 山道に突入し、降ったり止んだりしながらも、テクテク歩き。kaolinのてるてる坊主の威力が発揮したのか、最も急な階段や要所要所では雨が上がり、ほどほどの所になるとザ〜ッと降るという気の効いた雨の降り方でした。

 そして、縄文杉到着ッ!これまた10分手前までは屋久島レインが降っていたのですが、展望デッキでは雨が上がり、良い雰囲気を出しておりました〜。みんなもワ〜っと叫びつつ、縄文様と初対面。けっこうデッキも空いていて、良い感じ。雨に濡れた身体が冷たくなる直前までボ〜っとしました。

 その後はちょっと奥まで行って、ランチタイム。雨は降っていなかったのですが、念のため屋根のある所へ。気温はそれほど低くはなかったのですが、体感はけっこう寒かったです。それゆえにみそ汁が身にしみたなぁと。

 でもって、縄文杉にお別れをして、下山開始!雨もほどほどになり、順調に下りて来れました。登りの時は混雑していたので、写真撮影を後回しにしたウィルソン株で愛の撮影会。貸し切りで撮影に没頭できました。

 順調に下ってきて、さらには雨も上がっていたので、今日は沢でコーヒーブレイク。と、増水した絶景スポットに降りてくると…。きゃ〜!どどん…。mineちゃんが足を滑らせ、転び落ちてしましました!ちょいと頭を打ってしまいましたが、大きなたんこぶが出来る程度で、復帰!ふ〜、まさかの大惨事になりそうでありました。頭を打った時はいろいろと注意が必要ですが、年齢を聞いたら「16歳です!」と幻想と妄想にかられていたので、ホッとしました。いや〜、よかった、よかった。おいしいココアとコーヒーが心に沁みた瞬間でもありました。

 そんなホッと肩をなでおろしていると、今度はseeちゃんがギャ〜と雄叫び…。近寄ってみると、帰りの登山バスチケットがビチョビチョ。さらには3分の1がちぎれてしまいました。まぁ、こんな日も多々あるかなと。携帯にピタッと貼って、ジップロックに封印しました。(バスの運転手さんも苦笑いでこのチケットを受け取ってくれました。)

 そして、行きは3分咲きぐらいだった小杉谷桜が5分咲き近くまで開いていました〜。いよいよ、今週末ぐらいは見頃になるかなと。この時期の山肌は本当に活き活きしていて、見ているだけでドキドキしてしまいます。エクセレント!

 屋久島の中でも伐採が激しかったこの付近に多くの桜が咲くってのがまたドラマチックであります。杉の濃い緑、ヤクシマオナガカエデの黄緑色、そして山桜の淡いピンク。ん〜、このコントラストは屋久島ならではだなと。

 山桜のご褒美付きで、なんとか登山口に到着!ハラハラドキドキのシーンもありましたが、無事に帰ってこれて感無量!山岳保全募金にもみんな協力してくれて、これまた感無量。終わってみれば、今日もまた素晴らしい縄文参拝となりました。

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