2011年4月25日月曜日

縄文杉日和な一日でしたぁ。

 本日はニシヤマさん&タムラさんと一緒に縄文杉へと行ってきましたぁ。お二人は昨年の11月に縄文参拝したA氏の職場仲間。美屋久な輪であります。で、始発のバスに乗り込んだのですが、ガイドを含めて11名ほど…。2便も14名ほどでガラガラでした。来週はGW。今年は3割以上観光が減っている見通しですが、GWぐらいは盛り上がりが欲しいなぁと思う日々であります。

 でもって、ほとんど人のいないトロッコ道をスタート。木漏れ日を浴びながら、光合成しながらのテクテク歩きとなりましたぁ。いや〜、気温もほどほどで気持ちよ過ぎでした。もう眠いってなんのって…。降水確率は0%でしたが、やっぱり屋久島ということで、ちろっと雨も降ってくれました。まぁ、このくらいじゃぁ苔も乾いたままでありましたが…。

 屋久島トーク&雑談をしていたら、いつのまにかトロッコ終点近くへ。この辺の桜が見頃となっておりました。小杉谷集落跡は2割ほどしか花が残っていませんが、標高を上げるとまだまだお美しい山桜が残っております。このままだと標高1200メートルくらいの桜はGWぐらいに咲きそうな感じです。植物というのは冬の厳しさに実に敏感であります。人間はのどもとを過ぎてしまえば、忘れてしまうものですが…。

 そんなこんなで山道へ突入。二人ともあまり運動はしていないと言っていたのですが、縄文日和とも重なって快調に登る事ができました〜。途中、ガイドの勇士達がGWのために雪で傾いていた木道を修理してくれていました。ありがたいです。どこにも予算がないということで、全部奉仕活動です。道は違いますが、ボクも明日行ってきます。

 そんな歩きやすくなった道をかけ登り縄文杉へ到着ッ!もちろんデッキもガラガラで、爽やかな涼しい空気の中、初対面となりました。まぁ、屋久島らしい潤いはちょいと足りませんでしたが、そんな日もあるかなと。写真を撮ったり、縄文トークしたり、ボ〜っとしたり、良い時間でしたぁ。

 その後、腹が減ったので、日の当たる場所まで行ってランチタイム。汗ばむまではいきませんでしたが、快適な空間でありました。ここまで晴れてしまうと、大雨が恋しくなるなと。大雨よ、来いッ!お腹も満たされ、もう眠気が加速していきました。歩くのを放棄したくなってしまうほどに…。

 しかし!我々は待っててくれる人がいるので帰らなくてはなりません!というわけで、眠気絶頂の中で下山開始。ボクも眠気のあまりに、3回ぐらい足を踏み外してしまいました〜。まぁ、そう簡単には転ぶことはありませんが。でもって、ガイド内で世紀の大不評だった大王杉付近の歩道が巡回できるようになっていました。これまたありがたいことです。一日の登山者が120〜150人ぐらいでも渋滞がおきて足を踏み外しやすい作りだっただけに、なんとか最低限の修正ができたのではないかと思います。

 そして、時間がたつにつれ、苔が!カピカピです。かわいいっちゃ可愛いんですが、とにかく乾いてます…。雨〜〜〜〜っ!

 下り道も順調で、トロッコ道まで戻って来れました。膀胱も破裂することなく、こちらも順調。そして、眠気が危険な領域にまで…。ユルいトロッコ道で「無」の境地とも言える、3人で無言歩き。思考能力は限りなくゼロに近かったです。時間にも余裕があったので、沢でブレイク。これまた寒くなく爽やかな風の中、良い時間でありました。後半はニシヤマさんが夢の世界へ…。

 沢の水に足をつけて目覚めました〜。そう、我々には帰る場所があるんです。考えてみると、帰る場所があるってことはどれだけ幸せなことなのか…。ふと眠いトロッコ道で考えてしまいました。思考能力は低下する一方でしたが…。そんな中、散っている山桜の花が水たまりに浮いていて、お美しい光景を作り出しておりました。ワビサビであります。

 ちなみにスタート1分で発覚したのですが、タムラさんは高所恐怖症!高い橋を渡る時は、ボクのリュックを握りしめて歩いたんですが、帰り道は一人で歩けるようになっていました!人間、数時間で成長できるもんです。エクセレント!

 というわけで、順調に下山完了!ニシヤマさんの万歩計を見たら、こんな感じでありました。寄り道したりしたので、ちょっと多めですが、良い歩きだったなと。


 というわけで、無事に下山完了!雨乞いをしたくなりましたが、眠気を誘う縄文杉日和な一日となりました。

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