2011年7月29日金曜日

成長することができました!

 本日&昨日はボクと同郷チームのアツコちゃん&ユカリちゃん&エリナちゃん&マユミちゃんと一緒に白谷越えの縄文杉へ行ってまいりました。ボクの友人であるNの紹介で、美屋久の輪なお泊まり会。車の中から新潟ローカルトーク。スタート時点からすでに押し気味でありましたが、天候にも恵まれいてのんびり度数が加速。先行きに暗雲が立ちこめる中、空は夏の青色でありました。

 なんと幼稚園児代からかれこれ20年以上も続く4人組みだけに、みんなで息を合わせるかのようにまったりトレッキング。この日のために気合いが入ったお揃いウェアが光ります。少しでも歩くのが楽になるように、お揃いのスポーツタイツ!CW-Xが森を飾ります。

 がしかし!普段からみんな重い荷物なんぞは担ぐ事もないので、歩き始めて1時間もすると汗だく。夏はこれくらい汗をかかないとなと。身体中から毒素を出さなくては…。汗かきまくりで、太鼓岩へ到着!宮之浦岳はみんなに会うのが恥ずかしかったのか雲の中に隠れておりましたが、爽快&豪快な景色が広がっておりましたぁ。直射日光はまだ強くなく、遠くの方に入道雲が出ていて、夏が良い演出をしてくれました。

 だいぶ日帰りチームが登ってきたので、太鼓岩もワイワイし始めた頃に歩き始めました。ストックを徐々に使いこなしつつ、テクテク歩き。一気に沢まで下りてランチタイムに。夏はやっぱり水だなと。火照った身体に清涼感が流れ込んでまいります。

 一度休憩するとなかなか動けなくなってしまうみんなだったので、ユカリちゃんも「なんなんさん!出発時間を決めてください!」とおのれにカツ。といいつつ、ボクも適当人間なので、出発時間もあまり意味はありませんでした…。
 そんな感じだったの、スタートする時に縄文杉へ到着するおおよその時間はどんどん下方修正…。ウィルソン株到着付近はすでにこの日の最終チームに。ぶっちぎりの最終チームで、拍車をかけるようにコーヒーブレイク。ん〜、これまたぶっちぎりで良い時間でありました。愛を確認しつつ、静けさと友情が融合していきました。

 そして、重い荷物を背負って急斜面に突入〜!これまた友情の力なのか、根性の力なのか、一歩一歩を踏みしめながら登りました〜!ファンデーションと日焼け止めが全て汗で流れ落ちる頃に、無事に縄文杉に到着ッ!下方修正しまくった到着時間でしたが、しっかりと日没前には縄文杉にご挨拶できました。みんなで雄叫びを上げつつ、友情というなの縄文参拝を達成できましたぁ。

 この日の泊まりは思っていたよりも多く、小屋もテント場もいっぱい。それでもテントを張るスペースは残っていました。良い場所が空いていて、そこでディナーもすることに。なかなかのボリュームをワイワイしながら、食べ切ってしまいました!ちなみにみんなが用意したディナーはカレー祭り!ボクも含めて、食べ合いっこして、美味しかったです。
 夜は縄文杉にお休みなさいをしにいったり、みんなで流れ星を同時に見れたり、いろいろ遊んでしまいました。周りの登山客が深い眠りに着く頃に、我々も就寝準備。寝るぞ!ってなってからが、女子トーク。夜更かし一歩手前で、縄文の夜が深くなっていきました。

 そして、友情を深めた夜が明けました!上を見上げると、雲一つない天気!とりあえず、荷物をまとめて、朝飯前の縄文デッキへ。この時期は明るくなってから、太陽が出てくるまでにちょっと時間がかかるのですが、無事に黄金色に輝く縄文杉を拝む事ができました。良い朝でした〜。

 朝日を浴びながら、朝ご飯を食べて、歩く準備。もちろん準備は入念に。今日の下山目標タイムはのっけから下方修正した時間となりました〜!
 でもって、テクテク歩いていると、昨日は恥ずかしくて隠れていた宮之浦岳もバッチリ姿を現してくれました〜。爽快!アツコちゃんが1.5回コケましたが、勲章となるべく擦り傷もできました。

 この日の日帰り縄文登山は久々に500人オーバーになる勢いで、盛り上がっていました。ボクらも脇道にそれて、ピークが越えるのを待ったのですが、時間をずらしてもすれ違いはけっこうありました。やっぱり夏はこれくらい盛り上がらないと!

 でもって、ランチスポットを決めるために、ダイナミック系?しっとり系?の二者択一問題にしたら、2対2に分裂!友情対決の結果、エリナちゃんのじゃんけんが勝利!今日はしっとり系で日陰の沢となりました。ん〜、水と戯れて、最高レベルに気持ちよかったです。

 そして、楽に歩ける荒川登山口へ行ってもよかったのですが、みんなの脚力を標準レベルまで上げなくては行けない!というスパルタ登山教育で、白谷越えを決行ッ!これからの人生、激しい坂を越えてこそ、楽しい時間と空間が待っているというものです。
 というわけで、二日目も汗だくコース!実はボクもみんながへこたれてしまうんじゃないかなぁと内心は不安だったのですが、みんなの「新潟魂」が炸裂しました!マユミちゃんは「あれ?ひょっとして山歩きのコツがわかってきたみたい!汗は出るけど体は楽!」という涙の成長ぶりを発揮。続く、みんなもファンデーションが一皮むけて、レベルも一皮むけた目の輝きに!ん〜、こっちの道を選んでよかった…。

 そんな成長ぶりを祝うかのように、もののけ付近も昨日とはがらりと違うほのかな霧に包まれておりました。日帰りチームもほとんど帰ってしまった後だったので、もののけ付近でも森を堪能できました。晴れの木漏れ日もいいですが、モヤっとした森の方が美しさが増します。

 そんなこんなで、なんとか目標到着時刻に毛がはえた程度で、昨日より格段にレベルアップして帰って来れました〜。よくがんばった〜!この二日間で何かが変わり、人生レベルもあがった友情の一泊縄文。素晴らしき二日間となりました。

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