2012年6月24日日曜日

警報が解除され、雨上がりの森へ。

 本日は毎年遊びに来るダタちゃんと屋久島2回目のミッチーと一緒に大和杉へと行ってまいりました〜!実は龍神杉へ行く予定だったのですが、昨夜は再び警報が発令されてしまい、これでもか〜!ってほどに豪雨だったんです。「警報が解除されるまでは動かない方がよい」ということで、3日前と同じくツアー中止か…。と思っていたら、22時過ぎに警報が解除!とはいいつつも、なかなかの雨だったので、龍神杉は行けないことはないけど激しくなりそうだということで、大和杉へと進路を変えて歩いてきたわけです。タダちゃんは夢の中でボクが「今日は中止だね」という悪夢を見たようです…。きっと夢の中でボクは悪魔役だったんだろうなぁと…。

 で、お弁当も予約していなかったので、我らがかもがわにて寄ったんです。そしたら衝撃的映像が…。すててこ姿のおじいさまが非言語をしゃべりながらお弁当を注文していました…。ボクらもただ唖然と見守るしかなく、しょっぱなから屋久島らしい風景が広がっておりました。

 そして、昨日と同じくランドから入ったのでありますが、夜はほとんど雨が降らなかったようで、濁流はいつもの清流へと変わっておりました。まずは昨日の濁りまくった水です。


 でもって、ほぼ同じアングルから本日の清流。ん〜、濁流の迫力も興奮しますが、清流ももちろん吐息ものであります。どっちでもいいんだなと…。


 そんな警報明けのランドをササッと歩き、誰もいない森へ突入。いや〜、たまらない森であります。毎日でも登れちゃいますなぁと。昨夜のテンション下がりまくりだったタダちゃんもニューカメラを持参して連写ばりに写真に夢中でありました。ちょっといじればきれいな写真が撮れるだけに、燃えておりました。


 時には水から空気いすの訓練をすることも…。森の中でカメラに集中すると、自然と足腰の筋力が身に付くんだなぁと。風景写真を撮るには同時に体力もいるということかもしれません。対するミッチーはスマホで応戦。これまたちょっといじれば格段に美しく撮れるので、小手先のテクニック?を駆使していっぱい撮っておりました。撮りたいものがたくさんあるってのは、素晴らしき森の証拠だなと。


 でもって、一本一本巨木達に挨拶しながら、テクテク歩きました。雨は全く降らずで、ちょっと物足りないなぁと思いつつも、順調に大和杉に到着ッ!2人で声を合わせたかのように雄叫びをあげておりました!さすが仲良し、打ち合わせ無しでもあうんの呼吸であります。
 叫び声をあげた後は、いつのまにかしっとりユルい空気に…。優しい大和杉がそうさせるのかもしれません。ランチがちょうど終わった頃に、バサ〜っと雨が降ってきましたが、通り雨でありました。なんだかユルい空間の中に、爽やかな風が突き抜けた感じでありました。


  いつのまにか、あっという間に時間が過ぎ去ってしまい、レッツ下山。心の中も静かな森のような落ち着きでありました。帰り道はたまに滑りながらも順調にサクサク進めました。すると雨で大喜びしているひきがえるのヒッキーがツリーボルタリング?していました〜!これがなかなかのもんで、50〜60センチは余裕に登っていたと思います。この筋肉美…。ミッチーは一定の距離から近づかなかったのですが、タダちゃんはボクにカメラを渡して興味津々。かっこいいっす、ヒッキーくん。


 あまりにかっこいいので、もう一枚。登ってます。決ってます。イカしてます。


 雑談にプライベートトークを織り交ぜつつ、下山していると、今度は一輪だけ「ギンリョウソウ」が咲き始めておりました。よく集団で咲くのですが、ちろっとかわいらしく一輪だけでありました。「ユウレイタケ」とも呼ばれるのですが、かわいいです。そこまで珍しくはないんですが、気になる方は検索してみてください、


そんなこんなで進んでいたら、ランド内に戻ってきました。長めのコースを選んで歩きました。木道が滑りやすくなっており、集中しました〜。
でもって、蛇紋杉の東屋でブレイクタイム。喫茶蛇紋でホッと一息つけました。変に親バカトークで盛り上がりつつ、歩くのがおっくうになってしまうほどにユルい時間が…。しっとりとしたいい空間でありました。


 というわけで、警報に振り回されつつも、予定していなかったスペシャルな森を想定外に楽しんでしまった一日となりました。

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